予兆(2017年1月)


1月半ばの或る日、毎朝、通勤途中に聞いているカナル型Bluetoothイヤホンの聞こえ方が違うことに違和感を覚えました。いつも聞いている曲が右側だけ低音部がスカスカに聞こえるのです。元々、オーディオヲタクだった事もあり、Bluetoothイヤホンには一家言あったので、Bluetoothイヤホンでも高音質に聞こえるapt-x対応機を使っていたのですが、うまく接続がリンクしない場合は低音質になるので、それかな、と思いながら仕事場に向かい、その後、帰宅しました。

帰宅後、どうも他のイヤホンでも聞こえ方がおかしいので、風邪をこじらせて副鼻腔炎になったか、埋まっている親知らずがうずいているのかなという感じで、とりあえず耳の中で炎症が起こっていたりすると嫌だからと、翌日に田町芝浦耳鼻咽頭科で診てもらうことにしました。

 

突発性難聴かメニエール症候群か?


翌日、耳鼻科を訪れ、先生の問診と耳の中を見てもらった後、聴覚検査をしてオージオグラムを取りました。オージオグラムの結果は、感じていた通り、低音域の周波数が30db程度と落ち込みが見られていた事と、眼が微妙に左右に揺れている眼振が見られたとの事で、まずは低音障害型感音難聴を疑いました。聴力を落とさないためにはすぐにでも内服薬を飲んだほうが良いとの事だが、耳のリンパ液に水分が溜まっているのだろうと、耳のリンパ液を排出するためのイソバイドシロップ、血流を良くするメチコバール、アデホスコーワを処方されました。

イソバイドシロップはマズイとは聞いていたのですが、特にそんな感じはしないと、翌日・翌々日と吐き気と下痢で脱水症状になってしまいました。また、この時期、ベッドから起き上がろうとしたら、頭がくらくらして、起き上がったら家の中で転んだり、職場への通勤途中で目眩でへたり込んでしまい、病欠をするとかなり調子を崩していたタイミングだったので、週に2回は様子を見た方が良いという先生の見立に合わせて耳鼻科で再度診察してもらった所、右耳の低音域が50dbまで下がっていました。イソバイドの副作用の可能性もありとの事で、低音障害型感音難聴や突発性難聴の場合は最初の2週間でその後の聴力に対して影響があるので、ステロイド投与をした方が良いとのことでした。ただし、高血圧でもあるので、急ぎかかりつけの芝浦アイランド内科クリニックに意見を聞いてからとの事で、内科・耳鼻科ともにかかりつけの先生と相談をしながらステロイド投与を1週間続けました。

Facebookで難聴になったと書き込んだ所、友人・知人から、突発性難聴は結構かかっている人が多いというコメントを頂き、生活習慣病かストレスかといういつもの面倒くさい症状が出たなぁとぼやきながら、結局、ステロイドを飲みきったものの、オフィスの廊下や外出先で歩いていて右にそれていったり、頭を回すと目が回って動けない症状が続いていました。

そんな中、右耳がどうにか収まった感じがした後、左耳が聞こえにくくなり、それが収まった後にまた右耳が聞こえにくくなるという症状がでる等、尋常じゃない状態になっていきました。週に2回以上、耳鼻科に通い、ステロイドを一度投与したので、恐らく改善傾向に向かうと思うが、念のため大学病院で検査をしてもらった方が良いだろうとの所見をいただき、紹介状をいただき、国際医療福祉大学三田病院の耳鼻科に向かう事になりました。

そうして、体調を不安視しながら、大学病院に行くまでの期間を待ちながら、1月が終わり、2月に入ったのでした。

(続く)