ああ、久しぶりの更新である。本業が忙しくてなんとも写真に身が入らないというかなんというか、本末転倒な毎日だったのだ。
先日、伝説のカミソリマクロ 、と呼ばれるSIGMA MACRO 70mm EX DGを、適正価格でヤフオクでようやく捕獲した。
なぜか、転倒買取価格はSAマウントは他よりも1万円安いくせに、一度ディスコンになると、タマが少ないのでかなり値上がりしてしまうのがシグマ沼。
そういえば、一部で有名な、飛び込め沼01、02を漸く手に入れた。シグマユーザの思いがズビしと伝わってきて、電車の中で笑ってしまった。かなりの変態である。
さて、話を戻すとカミソリマクロをsd Quattro “H”で使うと、90mm相当となる。タムキューとほぼ同じなので、ガリガリに写したい場合はチョット使いづらい。と言っても、シグマ使いとしてはテーブルフォトでf11まで絞るので、全体を写しきるというよりも切り取る感じになる。
先日、と言ってもだいぶ前、Quattroセンサーで黒バックはキツイという話を書いたのだけど、今回は白地に白の食器を撮ってみた。ストロボも使えない事は無いけれど、SFDモードで撮ってみたかったというのもある。しかし、まぁ、なんとキレイに撮れるものだとびっくりした。等倍でもかなりくっきりしている。ダイナミックレンジもあるので、部屋のLED照明下であっても、白をきちんとかき分けている。
さすが、映りはカミソリの名前に負けない。ただ、よく考えてみたら85mm/1.4 DG HSM ARTが手元にあるので、それで事足りたのかも。でも、85mmは寄れないレンズなので、やはりマクロは必要なのだ。しかし、SAマウントという苦難の道はなんともいかがなものだろう。
そういえば、sd Quattro H・3倍の力を出すパワーグリップに合うアルカスイス互換のLプレートが見当たらなかったのだけれども、ようやくピッタリなものを見つけた。RRSのCanon HC-10用のLプレートがピッタリサイズになる。あまりにもぴったりすぎて、レリーズのキャップは潰さないのだけれど、レリーズのケーブル根本部分を曲げなければダメなくらいなので、欲しい人は手に入れるといいと思う。RRSの直販でしか扱っていないので要注意なのである。あと、レリーズケーブルも色々調べてみたが、どうもQuattroシリーズ用のレリーズはミニUSB8pinコネクタを使っているのだが、どうもUSBでつながる4pinではなく、映像・音声端子用の4pinを使っているようだ。こういう微妙な所はサードベンダーが作らないので困るんだな、これが。
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